当社が2016年に改修工事を行った「明神川の樋門」が国の有形文化財に登録されることになりました。
明神川の樋門は、境川に注ぎ込む手前の五箇村川の上に築かれた川を立体交差させる構造物です。江戸時代に新田の排水路整備の際に構築されましたが、当時は木製であったため、より強固な左官のたたきの技術を応用した人造石工法により明治期に改築されました。その際改築された樋門はほとんど現存しておらず、当時のままの姿を残す「明神川の樋門」の価値や希少性が文化庁より評価され、『国の有形文化財』として登録されました。
2016年に行った当社の改修工事(河川局部改修工事(その5) 二級河川 明神川始め)についても記事の中で取り上げて頂き、「樋門の価値や希少性を損ないよう当時の工法を実験を重ねて再現したことの意義」をご紹介頂いています。
以下、2020年11月21日(土)知多版に掲載された中日新聞の記事抜粋です。
※中日新聞社より掲載許諾済み