花井組が企業価値を創造していく上で、最も大切にしているのは「人」です。
全ての社員・技術者が「建設サービスマン」としての自覚を持ち、地域に寄り添いながら質の高い仕事をしていく姿勢を大切にしています。
特に入社５年目頃までの若手社員に対しては、社会人のマナーや基礎知識、コミュニケーションスキルや仕事の進め方などの研修を行っています。また当社独自の「人材育成サイクル」のプログラムを展開し、いち早く「建設サービスマン」として地域社会で貢献できるよう取り組んでいます。
若手社員の人材育成サイクル
当社は、現場でのセルフマネジメントや専門的スキルアップなどの早期習得を目的とした当社独自の「スキルアップ５ヵ年計画」を定めています。また５ヵ年計画に基づくＯＪＴ実施、定期カウンセリング、能力評価・目標設定を一つのサイクルとして、人財育成を展開しています。
新入社員を対象とした「就職前準備研修」を設けています。
社会人としての心構え、ビジネスマナーの習得をめざしてもらうために、富士教育研修センターでの２泊３日の「就職前準備研修」に参加していただいています。建設産業に対する理解を深め、同世代の連帯感や入社前の不安を解消していただき、一日も早く現場で活躍できるよう本研修を取り入れています。
「社会人として働く意識を変えるきっかけになりました。」 工事部 T.N さん
就職が内定していた３月の初め頃、就職前の事前研修があると聞き、とても興味を持ちました。入社前でまだ何もわかっていない状態でしたから。2泊3日での研修でしたが業種にはあまり関係なく、社会人としての基本的マナーとは…というところから始まりました。仕事をする上での心構え・姿勢とかコミュニケーションの大切さとか、みっちり3日間かけて教わりました。研修では話し合いをする場も設けられました。最初は緊張して会話も少なかったのですが、時間が経つにつれて打ち解け、いろんな話をするようになって楽しかったですね。
その仲間たちとは今もメールなどで連絡を取り合っていますよ。最終日には将来の夢や展望を作文形式で提出。漠然とした自分の思いが見えてきて、今、真剣に仕事に取り組めているのはこの研修に参加できたおかげだと思います。
国内最大級の研修船「とうかい号」の研修事業に参加しています。
当社は、国内最大級の研修船「とうかい号」の研修事業に参加しており、若手社員を中心とした研修制度の一環として位置付けています。仲間たちとの出会いから始まり、未知の経験や熱い語らいの中で、コミュニケーション能力を磨き、今後、苦難を乗り越える強さや生きる力を身につけるためのプログラムとなっています。仕事に取り組む姿勢や人との関わり方など、社会人としての基礎を学び、今後光り輝く人財として成長していただくためのきっかけになることを期待し、このような機会を設けています。
「会社のある地元の魅力に気づき、このまちで働く喜びを感じています。」総務部 N.S さん
入社して３年目で研修に参加。動機は単純に“海外に行ける”ということでした。いざ参加してみると、知多半島のグループがあって船上でのチーム発表は“ダンスで表現する知多半島の魅力”。それが私にとっては地元の魅力再発見でした。ダンスは踊ったこともなかったので一生懸命に皆と練習を重ねました。船上のクラブ活動ではハンドベルをやりました。とても楽しく、いい思い出になりましたね。
航海中には教えてもらうことやお世話になることも多々あり、感謝の気持ちが素直に表せるようになりました。船を下りてからも「ありがとう」という言葉が自然に出てきます。感謝の大切さや人との関わり方など、大事なことに気づかせてもらえた8日間だったと思います。この体験を忘れずに花井組で楽しく仲良く頑張っていきたいと思います。