90th Anniversary

花井組のSustainability

Sustainability
私たち花井組は、
地域の社会資本をつくる・まもる・えがく、
そしてその担い手づくりを行うことにより、
持続可能な地域社会づくりに貢献してまいります。

私たちが手掛ける構造物・インフラは、一度つくったら終わりでなく、数十年、数百年とその場所に残り、働き続けます。そして地域の安心安全や快適性、生産性を高めるだけでなく、私たちの暮らしや文化など、地域社会の様々な営みの礎として、あらゆるストック効果を生み出します。私たち花井組は、これからも『つくる』事業を通じて、持続的で豊かな社会を作り出す、地域の社会資本を築いてまいります。

道をつくる
道路事業・街路事業

道路・街路事業は、まちづくりの骨格となる事業です。県や市町村などの行政機関が発注主体となり、計画的に整備や維持管理を行っています。道路には、歩道や車道、自転車道などの交通処理機能はもちろん、上下水道や電気ガス通信などの供給処理機能、火災の延焼遮断や緊急輸送などの防災機能、緑化による生物多様性やヒートアイランド緩和などの環境保全機能、バリアフリーや道路の段階的構成によるまちづくり誘導機能など、様々な機能が在ります。 当社は今後も道づくりの担い手として、安心安全で快適な暮らしに貢献してまいります。

住まい・暮らしの
基盤をつくる
土地区画整理事業・宅地開発事業

■土地区画整理事業
土地区画整理事業は、新たな市街地の基盤を面的に作り出す事業です。複数地権者からなる土地区画整理組合などが事業主体となることが多く、各地権者の敷地の形状変更や減歩などの調整、保留地処分を行いながら、対象エリアの街区を整え、宅地や道路、歩道、上下水道、電気、ガス、公園などの整備を一体的に行います。当社はこれまで大府市を中心に、多くの区画整理事業に携わってまいりました。
■宅地開発事業
宅地開発事業は、一般的に民間事業者が事業主体となり面的に行う宅地の基盤整備事業です。これからも住まい・暮らしの基盤づくりの担い手として、地域に貢献してまいります。

経済・産業基盤をつくる
産業用地造成事業

産業用地造成事業は、経済産業政策の一環として愛知県企業庁が進める経済基盤づくりに関する事業です。新規成長産業や研究開発施設の誘致、地域産業の多角化・高度化など、県の政策を実現するための具体的な開発事業として位置づけられています。当社も地域内の様々な工業用地造成に携わってまいりました。これからも、経済産業基盤づくりの担い手として地域の発展に貢献してまいります。

経済・産業基盤をつくる
工業用水道事業

工業用水道事業は、工業用地で利用するための工業専用の水道事業であり、愛知県企業庁が管轄しています。昭和36年度に愛知用水が通水開始以降、水道用水、農業用水とともに順次建設が進められており、現在施設能力の計画値の78.9%に達しています。今後も、地域の経済基盤づくりの担い手として、工業用水道事業に貢献してまいります。

食の基盤をつくる
土地改良事業

土地改良事業とは、いわゆる自然の土地の状態から、農業活動が行えるように農業基盤を整備し保全管理を行う事業のことです。当社も事業主体の愛知用水土地改良区に係る多くの土地改良事業に携わってまいりました。具体的には、水の給排水施設(灌漑や排水)や、農地の整形・区画割(ほ場整備)、農道整備などの基盤整備や、農地保全や設備の維持管理などを行っています。
農業生産基盤の確立により、農家の生産性向上や安全で適正な価格での食の提供など、食の安定確保に関わる直接的効果や、環境保全や防災、地域経済振興等の間接的効果があり、自立した持続可能な地域社会形成において重要な役割を果たしています。今後も当社は農業インフラの守り手として、地域社会に貢献してまいります。

食の基盤をつくる
湛水防除事業

湛水防除事業は、大雨等により河川の水位が増した際、農地に周辺の河川の水が逆流し不必要に溜まってしまう「湛水」の被害を防ぐための事業です。当社は創業以来、地域における排水機場や排水樋門、排水路、調節池等の工事を担ってまいりました。今後も地域農業の発展維持に貢献してまいります。

水の道をつくる
水道事業

水道事業は、安全な水を安定的に利用者に届けるために行われる事業です。対象となる水源から取水し、浄水処理を行い水道事業者(市町村)に水を届けるまでの事業を愛知県が担い、水を受けた市町村は、各家庭や事業所などに送水するための配水場や送水管の整備・維持管理に関する事業を行っています。当社は、主に愛知県用水水道事務所や水道事業者(市町村)の事業に係る工事を行っています。これからも安心安全な水の供給に貢献してまいります。

水の道をつくる
下水道事業

下水道事業は、都市の下水処理の仕組みを構築するために行う事業です。
一般的に都市で排出された雨水や汚水は、各家庭の排水管や側溝、水路などの集水施設に流入後、公共下水道(雨水管や汚水管)に合流し、一部は流量調整されながら送水され、下水処理場で浄化された後、河川や海に放流されます。
下水システムは人間が環境と共生していく上で不可欠であり、激甚化する風水害から人々の生命と財産を守る重要な役割も果たしています。今後も当社は下水インフラの担い手として、下水道事業に貢献してまいります。
■流域下水道
流域下水道は、河川流域を対象とした複数自治体をまたがる広範囲の下水を、効果的且つ効率的に処理するための、地域の下水システムにおける重要な基幹インフラです。当地域の『境川流域下水道』は、1971(昭和46)年に流域内6市3町を対象に都市計画決定され、同年愛知県で初めての流域下水道として着手されました。都市計画変更も経ながら順次建設が進められ、1989(平成元)年に汚水処理施設(日最大20,000)の供用開始をしています。
■公共下水道
公共下水道は、各自治体内に網羅的に布設される下水道です。上記の流域下水道と接続し、最終の下水処理場に運ばれます。当社が所在する大府市は、雨水と汚水を別々の管で集水する分流式の下水システムを採用しています。大府市の雨水・汚水の下水道計画はこちらです。(https://www.city.obu.aichi.jp/kurashi/dourokasen/gesuido/1002237/1002238.html

良いものをつくる
ISO9001・ISO14001取得

■ISO9001
当社は、品質マネジメントシステムに関する国際規格ISO9001を取得しています。今後も国際水準のものづくりで地域に貢献してまいります。
【基本方針】
[ 誠意・信頼] 安全・知識・技術を先取りし、誠意ある仕事で、お客様の信頼と満足を勝ち取り、地域社会への貢献とともに、企業の永続的な発展を目指します。
【年度品質目標】
社員すべてが、‘建設サービスマン’としての自覚 を持ち、お客様の‘生涯利益’を最優先に考え、誠意ある仕事で信頼を勝ち取るとともに価格競争力と提案力を鍛え、さらなる受注拡大を目指します。
■ISO14001
当社は、環境マネジメントシステムに関する国際規格ISO14001を取得しています。「自然環境と調和した、安全で快適な社会基盤・生活環境の実現」を目標に、常に安全・知識・技術の向上に努め、環境負荷の低減・ 環境汚染の防止に配慮した事業活動を行い、地域社会に貢献し信頼される企業として永続的に発展することを目指します。

インフラには私たち人間と同じく寿命があり、放置し続けると老朽化により様々な支障がでてきます。できあがったインフラが長く使い続けられるよう維持管理し、地域の生命・財産、暮らしを最前線で守り続けることも、地域の建設会社の大切な役割・使命です。
そのため私たち花井組は、ハード・ソフトの両面でインフラを『まもる』事業活動を行い、地域の社会資本を支えてまいります。

生命・財産をまもる
災害時の協定と地域防災活動

■災害時における応援出動に関する協定(大府安全防災協議会)
当社は、「大府安全防災協議会」の会長会社です。当会は、大府市と「災害時における応援出動に関する協定」を締結しており、災害時の地域インフラに関する応急対策において市から要請がある場合には、人員を動員し必要な資機材を供給します。また平時の活動として、毎年大府市主催で行われる「大府市地域総ぐるみ防災訓練」に参加しています。近年の訓練では陸上自衛隊と共同で実施し、「土嚢を用いた水防」をテーマに、地域住民に土嚢の扱い方や役割などの説明、自宅への浸水防止を想定した訓練を行いました。
■災害時における応援出動協定(大府市水道修繕工事事業者組合)
当社は、「大府市水道修繕工事事業者組合」の組合長です。当組合と大府市は「災害時における応援出動協定」を締結しており、災害時の上水道応急対策において市から要請がある場合には、人員を動員し必要な資機材を供給します。有事の際にも、地域の守り手として貢献してまいります。また平時の活動として毎年大府市主催で行われる「大府市地域総ぐるみ防災訓練」に参加しています。近年では大府市水道部と共同で実施し、災害時に断水した際の地域住民への給水活動を想定し、仮配管を用いた応急給水訓練、給水車を用いた給水訓練を行いました。

防災・減災・強靭化
国土強靭化に関する工事

当社は、地域の生命財産を災害から守る、国土強靭政策に関連する様々な工事を手掛けています。「国土強靭化」は、平成26年に閣議決定された「国土強靭化基本計画」に位置付けられており、激甚化する自然災害や切迫する大規模地震等に対応するため、老朽化したインフラの更新や耐震化、情報のデジタル化等を進める国の重要政策です。現在は、本計画に基づき「防災・減災、国土強靱化のための5か年加速化対策」が関係省庁、都道府県、市町村で展開されています。今後も災害に強い地域の基盤づくりに貢献してまいります。
■当社が携わったインフラ強靭化に関する工事例
・河川改良工事(雨水対策のため河道掘削による河川流量の確保:太田川)
・海岸高潮対策工事(老朽化した既存護岸の補強及び液状化対策:東浦海岸)
・堤防耐震工事(堤内外に鋼矢板を圧入することにより耐震対策:東億田)
・配水場耐震化工事(配水施設の耐震化:長草配水場)
・上水道更新工事(耐震管への更新:大府市)等

道をまもる
舗装修繕

当社は、地域の道路の舗装修繕に柔軟に対応するため直営の舗装班を有しています。ひび割れやわだち掘れ等が進んだ箇所の舗装面を削り再舗装します。工事は大小様々ですが、一般的に「舗装道修繕工事」として市や県の年度事業計画に基づき発注されます。その他、特に緊急性の高い又は小規模の修繕については、施設管理者と締結する協定に基づく「緊急維持修繕工事」として機動的に対応します。今後も地域の担い手として、道路の適切な維持管理に貢献してまいります。

道をまもる
防災安全に関する協定

■愛知県公共土木施設防災安全協定
当社は愛知県と「愛知県公共土木施設防災安全協定」を締結しています。地域建設業者として、災害時や災害発生の恐れがある際の公共土木施設の適切な機能維持や県民の安全確保を目的に、県の要請に応じて巡視業務、災害応急工事、緊急維持修繕工事、道路雪氷対策業務等を行っています。
■知多半島道路等に係る災害協定
当社は、知多半島道路及び知多横断道路、南知多道路、中部国際空港連絡路を運営する愛知道路コンセッション株式会社様と「災害協定書」を締結しています。当該道路において要請がある場合に、巡視や災害応急工事、雪氷業務等の対応を行い、地域の重要インフラの維持管理に貢献します。

道をまもる
アスファルトプラント運営

当社はアスファルトプラントを運営し、日常的な修繕に対応するための供給体制を整えています。当アスファルトプラントは㈱NIPPO様、㈱加藤建設様、当社の3社による共同企業体(知多アスコン株式会社)として運営しています。一般道路をはじめ、高速道路や空港、ショッピングセンターの駐車場など、様々な場所に納入しています。また同社は、地球環境に優しいリサイクル材”あいくる材”の開発・製造も行っています。
■あいくる材について
あいくる材とは平成14年度から始まった愛知県リサイクル資材評価制度(https://www.pref.aichi.jp/site/aicle/aicle-gaiyou.html)に基づき認定されたリサイクル材です。
■同社が認定を受けたあいくる材
下記製品が「あいくる材」として認定されています。
□認定番号 2)-100 アスファルトコンクリート塊(再生アスファルト安定処理混合物(40)[50回])
□認定番号 1)-40 アスファルトコンクリート塊、高炉スラグ(再生粗粒度アスファルト混合物(20)[50回]・(20)[75回]、再生密粒度アスファルト混合物(20)[50回]・(20)[75回]・(13)[50回]) 
□認定番号 1)-89 アスファルトコンクリート塊、高炉スラグ、電気炉酸化スラグ(再生密粒度アスファルト混合物(13)[50回]酸化スラグ入り・(20)[75回]酸化スラグ入り、再生改質II型密粒度アスファルト混合物(13)[75回]酸化スラグ入り・(20)[75回]酸化スラグ入り)
■花井組の工事現場でのあいくる材利用
当社の工事現場でも率先して使用しています。
・道路改良工事(交付金) 一般国道155号工事
・道路橋梁改築工事 主要地方道 瀬戸大府東海線
・道路改良工事(常-1)一般国道247号(西知多道路) 等

水の道をまもる
指定給水装置工事事業者の指定

当社は「指定給水装置工事事業者」に指定され、地域の給水装置工事を行っています。今後も地域の安定した水の供給と衛生確保に貢献してまいります。
■指定給水装置工事事業者とは
水道事業者(地方自治体)が指定給水装置工事事業者制度に基づき、水道法の基準に適合した工事を適正に行えると認めた事業者です。
■指定地方公共団体
・名古屋市、大府市、常滑市、愛知中部水道企業団(豊明市、日進市、みよし市、長久手市、東郷町)

水の道をまもる
愛知用水の維持管理

■愛水技術研究会
愛水技術研究会は「愛知用水の健全な保全のため、修繕や更新等の維持管理を適切に行う担い手の確保と継承」を目的に、1973年に地域事業者が協力して発足した団体です。当会は現在46社(知多地区23社、名古屋地区16社、三河地区7社 2022年時点)で構成されています。発足時から35年間、当会会長を当社花井勝美元会長が務め、現在は現社長の花井宏基が当会会長を務めています。事業は主に、漏水修繕工事、サイホン異常個所緊急潜水調査作業、台風時夜間緊急出動、流木防止緊急仮設作業等を行っています。
■愛知用水応急復旧工事依頼業者の指定(愛知用水水道事務所)
当社は、愛知用水水道事務所の「応急復旧工事依頼業者」に指定されています。工事依頼業者は、愛知県営の水道及び工業用水道施設の突発的な事故や、風水害、地震等による災害の際の応急復旧工事を行います。地域の生活や経済、産業活動を守るため、水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する取組を続けてまいります。
■災害等における応急復旧等の業務に関する協定(独立行政法人水資源機構愛知用水総合管理所)
当社は、愛知用水総合管理所と「災害等における応急復旧等の業務に関する協定書」を締結しています。愛知用水施設及び愛知用水第二施設についての、応急復旧対策及び被害拡大防災対策の実施(建設資機材、労務の確保)について取り決められています。日頃から要請に応じられる体制を整え、地域の水を守る活動を続けてまいります。

水の道をまもる
漏水当番業者の指定

■漏水当番業者の指定
当社は、大府市から漏水当番業者の指定を受けています。漏水当番制は、地方公共団体の水道事業管轄範囲外となる民間敷地内での給水管及び蛇口等の漏水トラブルに対し、市内業者で連携し当番制で応急工事に対応する仕組みです。地方公共団体の休日を問わず、365日、地域の指定給水装置工事事業者で対応しています。

食をまもる
地域農業のまち医者

■地域農業のまち医者
当社は、農業に欠かせない”水”を必要な時期にしっかりと地域の農地の末端まで届けるため、土地改良区や地元農家の方のご相談やご依頼に応じ、農業インフラや設備等の維持修繕や更新等の対応を行っております。今後も”地域農業のまち医者”として携わり、地域の食の安定供給に貢献してまいります。
■愛知用水施設緊急修繕工事に係る協定(愛知用水土地改良区)
当社は、愛知用水土地改良区と「愛知用水施設緊急修繕工事に係る協定書」を締結しています。愛知用水施設について、緊急且つ小規模な工事が発生した場合に対応することが取り決められています。日頃から要請に応じられる体制を整え、地域の食と水を守る活動を続けてまいります。

安心安全・
住まい暮らしをまもる
愛知県安全なまちづくり・交通安全パートナーシップ企業

当社は、愛知県安全なまちづくり・交通安全パートナーシップ企業です。パートナーシップ活動プログラムに基づき、安全なまちづくり活動や交通安全活動を実施しています。
■こども110番の家
当社本社ビルを「こども110番の家」として登録しており、地域のこどもたちの安全確保の場として機能を果たしています。「こども110番の家」は愛知県警察による取組で、子供が身の危険を感じた時に助けを求めて駆け込み、子供を保護して警察に通報します。
■交通安全ステッカー
交通安全ステッカーを社有車に貼りつけ、交通安全に関する周知活動を行っています。

安心安全・
住まい暮らしをまもる
アダプトプログラム

当社は、大府市の「アダプトプログラム」に登録し、地域の清掃ボランティア活動を行っています。アダプトプログラムとは、市民、事業者、行政が協働で進める、道路や公園、河川等の公共空間を清掃美化するボランティア活動のことです。当社が担当するエリアは、本社近くにある地域の氏神様「神明社」という神社周辺です。
「アダプトプログラム」はアメリカ・テキサス州で始まった活動で、世界中に普及しています。アダプト(ADOPT)は、『養子にする』の意味があり、市民や事業者が公共空間を養子にみたて我が子のように愛情をもって管理し、行政がそれをサポートする協働美化活動制度です。

安心安全・
住まい暮らしをまもる
愛・道路パートナーシップ事業への参画

当社は、「愛・道路パートナーシップ事業」に参画し、年に4回、本社周辺の地域の清掃活動(ゴミ拾いや落ち葉拾い、雑草除去等)を行っています。
愛・道路パートナーシップ事業は、愛知県及び県道が所在する地元市町村、地元事業者の3者のパートナーシップにより、道路美化活動を通して快適で地域に愛される道路環境づくりを進めていく制度です。

地域雇用をまもる
地域雇用対策協議会への参画・運営

当社は、大府市雇用対策協議会の会員企業であり、現在(2022年時点)は理事として協議会運営に携わっています。当協議会は地域の雇用問題に対応することを目的に設立され、職業安定機関と協力して必要な施策を推進しています。今後も地域の雇用促進に向けて取り組んでまいります。

現在私たちのインフラ・社会資本は、老朽化問題や災害の激甚化、担い手不足など、様々な課題を抱えています。一方まちづくりの観点からは、IT活用や賑わいづくり、健康、福祉、環境など、新たな社会資本の在り方が問われています。
地域社会がこうした課題や時代のニーズに対応していくためには、行政だけでなく地域自身がまちと向き合い、未来の絵姿を一緒に描き、まちづくりに携わっていくことが重要であると考えます。
私たち花井組は単にものをつくるだけでなく、地域とともに『えがく』ことにより、地域による地域のための持続的な社会資本づくりに貢献してまいります。

地域の未来の絵姿について
考え描く
まちづくり提言書

当社は大府商工会議所の会員です。また当社社長は、当会議所の副会頭並びに地域開発委員会の委員長を務めています。特に地域開発委員会の活動に積極的に携わり、会員企業様とともにまちづくりの勉強会や研修などの研鑽活動を行っています。近年では、平成28年度に地域経済界からの大府市への提言活動として、まちづくり提言書「公民連携による日常的健康都市の実現~ウェルネスバレーの新たな展開とグレープ・クラスターシティの形成~」を提出・発表しています。新たな産業基盤の創出や地域特性を踏まえたまちづくり、子育てや教育、福祉の環境を支える安全で安心なみちづくりやまちの骨格づくりなどを提案しています。今後も地域の実情や課題に基づく未来の絵姿について地域の皆様とともに考え描き、官民が連携したまちづくりに貢献してまいります。

お客様の生涯利益を
最優先に考える
VE提案

VE(ValueEngineering)提案は、工事の目的、性能、機能を低下させないことを前提に、受注者が発注者に対し工事内容に関する新たな価値を生み出す技術的提案を行い、発注側がこれを認め変更させる仕組みです。具体的には、新技術や新たな工法の採用等により、初期費用や維持管理費用の抑制、施工性や安全性の向上、地域住民の利便性の向上を図る提案などがあります。当社は愛知県建設局の工事(道路改良工事(交付金)主要地方道 瀬戸大府東海線)において、VE実績を有しています。今後もお客様、地域の生涯利益を最優先に考える仕事により、地域のインフラづくりに貢献してまいります。

地域のための場を描く
PFI事業

PFI事業は、一般的に公共施設の整備運営について民間事業者が資金調達から設計・施工・維持管理・運営までを一括で担う事業です。当事業は施設のコンセプトづくりから民間事業者が携わることができるため、利用者目線での施設づくりや、民間の最先端技術やノウハウを最大限活用した質の高いサービス提供が可能となります。当社は、大府市のPFI事業「おおぶ文化交流の杜整備運営事業」の事業者グループの一員として事業に参画しています。今後も、地元企業として地域の魅力を活かした施設づくりに寄与できるよう取り組んでまいります。

私たち花井組は社会資本づくりの担い手として、お客様・地域の生涯利益を最優先に考える建設サービスマン・技術者集団であり続けます。
当社の品質方針『誠意・信頼』に基づくものづくりはもちろん、関わる全てのサービスマンが心身ともに健康な状態で仕事と向き合える環境づくりを大切にしてまいります。
また次世代を担う技術者が夢や希望を持ってこの業界を志せるよう、安全で魅力的な社会資本づくりの輪を広げてまいります。

地域のインフラを支える
担い手づくり
協力会社 花井組協力会 花秋会

花秋会は、1969年(昭和44年)に設立された花井組と花井組のパートナー(協力会社)で構成される協力会です。本会は、労働災害の防止及び安全衛生に関する協力、会員同士の健全な連帯意識の醸成、会員相互の親睦や経営の安定化などを目的としており、毎年総会や安全大会、その他行事などの活動を行っています。2023年現在、会員数は正会員、賛助会員合わせて50社となっています。今後も協力会社の皆様とともに、地域建設業の永続的な発展と担い手確保に努めてまいります。

地域のインフラを支える
担い手づくり
健康経営

当社は、社員が地域の担い手として心身ともに健康な状態で、長くいきいきと活躍できる職場環境を目指し、健康経営に関する取組みを実践しています。今後も健康な職場環境の確立に向けた継続的な取組みと改善を重ねてまいります(https://hanaigumi.co.jp/about/welfare/)。なお、日本健康会議より取組が認められ、2021年度から3年連続で「健康経営優良法人(中小規模法人部門)※」に認定されています。

地域のインフラを支える
担い手づくり
あいち女性輝きカンパニー認証

地域建設業の仕事における様々な場面で、女性が安心して長く活躍できる環境づくりを推進しています。社内の意識改革をはじめ、女性社員の採用拡大、相談室の設置、女性目線での現場パトロール実施、出産・育児・子どもの進学等、生涯のライフステージに対応できる社内体制を構築し、仕事と家庭が両立した働きやすい職場環境を目指しています。なお、当社は愛知県よりこれらの取組が認められ「あいち女性輝きカンパニー」の認証を受けています。※「あいち女性輝きカンパニー」は、女性活躍の推進に積極的に取り組む企業を愛知県が認証する制度です。

地域のインフラを支える
担い手づくり
地元高校への見学会や授業の実施

当社は、次代の担い手に建設業の魅力を伝えるため、工事現場の見学会や土木を学ぶ高校の授業のお手伝いなどの取組を行っています。近年では、半田市の半田工科高校(旧半田工業高校)の土木学科の生徒を対象に、ICT技術に関する現場見学会や最新の測量機器やドローンなどを用いた実践授業のサポートを、㈱加藤建設様、㈱名邦テクノ様とともに行いました。今後は、小中学生などにも対象を広げ、多くの子どもたちが建設業の仕事に触れられる取組を推進してまいります。

地域のインフラを支える
担い手づくり
地元中学校への出前授業

当社は、地元の中学校が主催する「職業人に学ぶ会」に随時参加し、出前授業を行っています。土木・建築に関連する生活に身近なテーマを取り上げ、インフラの重要性や役割、建設業の魅力などを伝えています。今後も事業や地域活動を通じてこどもの教育に関する取組を進めてまいります。

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