土地改良事業とは、いわゆる自然の土地の状態から、農業活動が行えるように農業基盤を整備し保全管理を行う事業のことです。当社も事業主体の愛知用水土地改良区に係る多くの土地改良事業に携わってまいりました。具体的には、水の給排水施設(灌漑や排水)や、農地の整形・区画割(ほ場整備)、農道整備などの基盤整備や、農地保全や設備の維持管理などを行っています。
農業生産基盤の確立により、農家の生産性向上や安全で適正な価格での食の提供など、食の安定確保に関わる直接的効果や、環境保全や防災、地域経済振興等の間接的効果があり、自立した持続可能な地域社会形成において重要な役割を果たしています。今後も当社は農業インフラの守り手として、地域社会に貢献してまいります。