愛知用水の維持管理

■愛水技術研究会
愛水技術研究会は「愛知用水の健全な保全のため、修繕や更新等の維持管理を適切に行う担い手の確保と継承」を目的に、1973年に地域事業者が協力して発足した団体です。当会は現在46社(知多地区23社、名古屋地区16社、三河地区7社 2022年時点)で構成されています。発足時から35年間、当会会長を当社花井勝美元会長が務め、現在は現社長の花井宏基が当会会長を務めています。事業は主に、漏水修繕工事、サイホン異常個所緊急潜水調査作業、台風時夜間緊急出動、流木防止緊急仮設作業等を行っています。
■愛知用水応急復旧工事依頼業者の指定(愛知用水水道事務所)
当社は、愛知用水水道事務所の「応急復旧工事依頼業者」に指定されています。工事依頼業者は、愛知県営の水道及び工業用水道施設の突発的な事故や、風水害、地震等による災害の際の応急復旧工事を行います。地域の生活や経済、産業活動を守るため、水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する取組を続けてまいります。
■災害等における応急復旧等の業務に関する協定(独立行政法人水資源機構愛知用水総合管理所)
当社は、愛知用水総合管理所と「災害等における応急復旧等の業務に関する協定書」を締結しています。愛知用水施設及び愛知用水第二施設についての、応急復旧対策及び被害拡大防災対策の実施(建設資機材、労務の確保)について取り決められています。日頃から要請に応じられる体制を整え、地域の水を守る活動を続けてまいります。